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1200年以上の昔
役行者(えんのぎょうじゃ)
紀川熊野山の修行に入る道すがら
此の地に霊域なるを感じ
薬師如来の御尊像を一刀三禮刻
奉納されたのを尊崇して御堂を建立し
薬師堂、氏神薬師と称して祀り
病んで祈る者癒えずということなしと言われ
一願薬師(いちがんやくし)と称せられた。
GALLERY

寛文四年(1664年)
乾嶺壽松大和尚によって堂宇が建立され
明治時代には豊島尋常小学校分校が存し
現在では境内に穂積幼稚園が併設されています。
「御本尊は薬師瑠璃光如来」
(やくしるりこうにょらい)
病気を治して衣食住を満たすという
十二の大願を立て
生きている間に願いを叶え
現生にやすらぎを
与えてくれると伝えられています。
不易流行
(ふえきりゅうこう)
「不易を知らざれば基立ちがたく、流行を知らざれば風新たならず」
いくら世の中が変わったとしても、いつまでも変化しない本質的なものを忘れずに、新しく変化を重ねているものを取り入れていくこと。常楽寺では大切にしています。
常楽寺のあれこれ

らくにゃん(RAKU-NYAN)
ご本尊の薬師如来像と同じく、くすり壺を携えて病気を治し、手には払子(ほっす)を持って邪気を払い、愛らしい姿でこころを癒してくれます。
常楽寺では昔からたくさんの動物たちと一緒に暮らしてきましたが、なかでも縁が深いのが猫です。近年ではペットとしての認識の方が定着していますが、昔から魔除けの象徴として信じられていました。夜行性で目を光らせ、食物を荒らす鼠を捕まえることなどが由来しているのでしょう。また妖怪などでも登場することから、昔の人は何か霊的な力を感じていたのではないかと思います。
半世紀以上の間、常楽寺を見守り続けてくれています。帰る・還るを「カエル」とかけてゲンを担いだり、卵を沢山産むことから、子宝に恵まれるご利益があると言われています。背中に子どもをおんぶし、山内・檀信徒御参詣の皆様を見守ってくれています。


無事蛙(BUJIGAERU)
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